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益子焼き

益子焼きの特徴、益子焼きの歴史などを紹介しています。

 

益子焼き

テイクアウトのお鮨をよく買って帰ります。そのままの器で食べると味気ないので、移しかえるのですが、1皿に収まる器がありませんでした。それで、1皿に買ってきたお鮨が乗せられる大きさの器を探していました。やっと見つけたのが、益子焼きのひし形のお皿でした。

 

【益子焼の特徴】

益子焼は 厚手の素材に茶や黒などの釉薬で大胆な構成の絵付けをするのが特徴で、茶器や花器、酒器や皿など実用器が主体です。うつわ本来の機能である・使いながら楽しむ・ことが益子焼いちばんの醍醐味です。
伝統的な土地の素材である益子でとれる陶土と、釉薬(ゆうやく)等の技術が結び付いて生まれた、落ち着いた艶のある素朴な焼き物です。
現在は、様々な釉薬、技法が研究、用いられ一見益子焼とはわからない陶器も沢山でてきましたが、器本来の機能である「使いながら楽しむ」ことが益子焼の一番の醍醐味といえるでしょう。

 

【益子焼の歴史】

益子で焼き物が製造されたのは、古く奈良朝にまでさかのぼります。その後、変遷は明らかではありませんが、嘉永6年(1853年)当時26歳だった「大塚啓三郎」氏が、根古屋(益子町益子)に窯を築き、陶業を始めたのが益子焼の始まりとされています。

 


 
 
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